■2001.12月号
小金井をどんなまちにしたいですか?
広い道路とビルのそびえるまち?
曲がった道と公園と緑のまち?
両方ってあるのかな?−北口区画整理&南口再開発−
東小金井駅北口区画整理事業は、市がかなり強引に進めてきたため、地域の地権者や住民の理解を得られていません。それでも市は今年度中に区画整理審議会委員の選挙を行うつもりでした。でもやっぱり無理、来年に延ばすことになりました。
武蔵小金井駅南口再開発事業についても、今年度末の3月に予定されていた都市計画決定が、来年度にずれ込むことになりました。理由は、「必要な事務の7割しかできそうもない」とのことですが、なにが、なぜ7割なのかは不明です。「公団に任せている」「公団が大丈夫と言っているので大丈夫」と、全て都市基盤整備公団任せ。市独自の判断が見えなくて不安です。
◇12月議会の主な議案◇
●補正予算
★東小金井駅北口区画整理事業の審議会委員選挙を今年度は行わないための減額(計画の延伸)
★生活保護費対象者増の増額
★猛暑のための高熱水費の増額
★本庁舎たばこ排煙設備 などなど
●教育委員の選任同意
作詞家の星野哲朗さんの再任提案です。著名な文化人が教育委員に適しているかというと…?
●市職員の再任用に関する条例
定年退職職員の再雇用をすすめる制度の創設です。
●集会所の休日を減らす条例
10月8日以来続けられているアメリカ、イギリスによるアフガニスタンへの軍事行動は、度重なる誤爆や、クラスター爆弾や気化爆弾などの残虐な兵器の使用によって、多くの市民のいのちを奪っています。また、ソ連侵攻以来20年に及ぶ内戦と近年の大干ばつによる難民への支援を妨げ、さらに新たな難民、国内避難民も大量に生み出しています。ワクチン接種が滞ったためにポリオや麻疹によって多くの子どもたちが命を失うことも予測されます。そして充分な救援物資が届かない中で厳冬を迎えれば…悲劇は明らかです。
日本が行うべきは自衛隊派遣ではなく、空爆・攻撃の中止を国際社会に働きかけることです。また、NGOなど民間の顔の見える支援関係を育てていくことだと思います。
12月議会では、停戦を求める意見書を提案します。
(1)10/29-30新潟県 上越市&柏崎市
◆議会改革
テレビ中継と土日議会の視察でしたが、両市とも議会の在り方自体を考える特別委員会をつくって積極的に改革をすすめていることが判りました。小金井でもさっそく始めることになりました。 (議会運営委員会)
(2)11/15 愛知県豊橋市
◆少人数指導授業
今年度は国のモデル事業としての習熟度別授業を一部導入。子どもたちの希望を尊重したクラス分けなど、子どもたちや保護者へのていねいな説明の様子がうかがえました。来年度は学級運営の補助として小学校1年生に市の非常勤教員を加配する方針とのことでした。 (厚生文教委員会)
(3)11/16 大阪府豊中市
◆障害者基本計画
当初コンサルタントに委託したところ、全国標準的で市の実状に合わなかったため、職員が当事者団体とのやりとりを重ねる中で完成させたとのこと。ニーズ調査に基づいてサービスの数値目標を入れたり、具体的なサービスモデルを何例も示すなど、とてもわかりやすい。担当者がこの手作りの計画に誇りを持っていることが説明の随所にうかがえました。小金井でもぜひそんな策定を。 (厚生文教委員会)