■2001.9月号

 稲葉市長のやり方って
  おかしい!と思いませんか?
 
 
過半数の議員が反対なのに
    事業化に向けた「覚書」を 公団と交わしてしまうなんて

 武蔵小金井駅南口再開発事業&市庁舎計画

 30階もの超高層ビルや大型駐車場のある駅前が、小金井のまちに必要でしょうか?
 市民の代表である議会でも、再開発事業自体に反対の意見や区域縮小の提案、再開発ビルのなかに市庁舎を入れることへの反対などがあり、現在の市長案に賛成の議員は過半数を割っています。
また、市長案で事業が成り立つという都市基盤整備公団からは、いまだにその根拠となる資料が充分に示されていません。 そんな状態の中、市長は8/23公団と「覚書」を交わしてしまいました。「リスクを考えていたら大きな事業はできない」と、強行に既成事実を積み上げる稲葉市長のやり方には反対です。



2000年度 漢人の収支報告

<収入> 議員報酬(小金井市)    8,207,500
        (二枚橋衛生組合)   444,000 ★
     審議会委員報酬など      70,000 ★★
緑地保全対策審議会
                               国民健康保険運営審議会
                               土地開発公社評議員会

        計         8,721,500

<支出> 税・年金・健康保険・共済掛金 1,920,013
     市民自治こがねい会費(100口)   600,000
     市民自治こがねい事務所維持会費 600,000
     市民自治こがねい積み立て   1,000,000
     生活費・活動費        4,601,487
        計           8,721,500

<この他に市政調査研究費>        360,000

市政調査研究費
 研修等への参加や資料収集などの議員の調査研究活動への市の補助金です。使途基準も定めてあり、領収書を添付した報告書を毎年市に提出します。すべて議会事務局で公開しています。

★ 一部事務組合の議員や管理者への報酬は見直しを
 各市の市長や議員が兼ねているこれらの役職の報酬は、全額カットするべきだと再三提案してきました。昨年から多摩地区の複数の議会で同じような考えの議員が一斉に報酬削減の質問や条例提案を行い、減額の方向性がはっきりしてきました。
 漢人が今年度から議員になった湖南衛生組合でも、漢人の強い要望が通り減額に向けた調整に入りました。

★★ 議員は審議会等の委員になるべきではありません
 審議会は市長が政策をつくるための場です。議員はそれをチェックするのが仕事。必要や関心があれば議員も積極的に傍聴したり、委員と懇談したりできます。
 漢人の提案によって、議員が委員になる審議会は今年から減りましたが、さらに原則ならない方向での改善を進めます。またなった場合は報酬を支払わないようにするべきです。



かんどの夏休みれぽーと

(1)みちのくトレッキング
栗駒山〜秣(まぐさ)岳
8/13~15 東北新幹線で一関、さらにバスで1時間半。休火山の栗駒山の高原の湿原、緑色に澄んだ火山湖、苔むしたブナの森、そしてみちのくの山並みを満喫してきました。露天風呂もよかった!

(2)全国革新議員会議・大阪
8/17~18 各地の議員との情報交換と学習会。「岩室市長(阪南市)の講演」「能勢町ダイオキシン問題のその後のレポート」「ジャーナリスト大谷昭宏さんの市民派議員を斬る」など。
就任8カ月目の岩室市長の明確な市民感覚の市政運営と姿勢には学ぶものが多かったです。

(3)フェミニスト議員連盟夏合宿&女性の政治参画を進める高知大会
8/27~28 初めて四国へ。駅周辺の特別委員会の終了後、1日目は夜の交流会から参加。かっこいい子どもよさこい踊りと皿鉢料理が迎えてくれました。
2日目の分科会「土佐の自由民権と女性」では、当時の「民」にはまだ女性は入っていなかったことを学び、私は百年の時を超え「小金井市議会が女性比率全国一になったわけ」というレポートをしてきました。



2001.9月発行 漢人あきこの市議会レポート